【簡単に説明すると】
・台湾製ホラーゲームが炎上?
・隠しネタとして「習近平くまのプーさん」という黄色いお札
・Steamから削除される
2月19日にリリースされた台湾製ホラーゲーム『還願 Devotion』がいろんな意味で話題になっている。
ゲーム内の壁に貼られていたお札の内1枚が「くまのプーさん習近平」と書かれていたのだ。
似たようなお札がいくつかあるが、その内の1枚だけ文字や判子部分が異なっており開発者がネタとして仕込んだようだ。
開発したのは台湾のインディーデベロッパーRed Candle Gamesで、過去にもホラーゲームを開発した会社。
騒動が過熱すると中国全土にまで広がりスクリーンショットがウェイボに大拡散。その後『還願 Devotion』でアップデートが行われ、該当箇所のお札が修正され、「習近平くまのプーさん」の文字が消えた。
そして更に数時間後にはSteamのストアからゲームが削除され購入することが出来なくなってしまった。かろうじて購入することが出来た編集部はエンディングまでプレイ。
約3時間ほどでエンディングまで辿り浸ける内容となっているが、問題の箇所は電話で「2階に来るように」と呼び出されて階段を上がった箇所の壁に大量のお札が貼られている箇所がある。その中の1枚に「習近平くまのプーさん」というお札があったようだ。編集部がプレイした時点では既に修正されていた。
また中国のSNSウェイボに投稿されたスクリーンショットも検閲により全て削除されていたことがわかった。中国共産党からしたらこのスクリーンそのものが習近平を侮辱しているとのことで規制に入ったようだ。
今回の作品は削除されてしまったが過去の『返校』はまだSteamで購入出来るほかNintendo Switchでも配信されている。『トワイライトシンドローム』的なホラーゲームが好きな人にはお勧めだ。
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侮辱しがいのある指導者ですね