昨日逮捕された川崎中1殺害事件の犯人だと思われる少年18歳の写真がネット上に公開されている。また公開されたのは写真だけでなく、住所や父親の名前まで公開されており掲示板やTwitterに拡散している。

しかしそんな犯人の名前拡散について、芸能人のスマイリーキクチさんが自身のブログでコメントしている。スマイリーキクチさんは自身のブログで次の様に語っている。

現在、ネット上には犯人を特定したと、顔写真や名前が書き込まれ、掲示板やTwitterなどで拡散しています。
これは警察が名前を公表した訳でもなく、明確な証拠もない、情報提供者の素性さえもわからない、不確かな情報です。
一部の人は正義感だと思っているようですが、言葉の集団リンチを繰り返す、私的制裁のように感じました。
書き込みがデマであろうと、事実であろうと『拡散希望』に便乗して、リツイートをした時点で、犯罪行為になってしまいます。

スマイリーキクチさんが何故あえてこのようなことをブログに投稿したのか。それはスマイリーキクチさん自身が同じ被害にあったからだろう。スマイリーキクチさんは女子高生コンクリート詰め殺人事件に関与しているとして中傷され続けており、ブログなどにも批判や犯人と決めつけられるコメントが相次いだ。スマイリーキクチさんが犯人として拡散された理由は、女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人と同世代だったこと、そして同じ足立区出身だったことが挙げられる。また事務所でも全く事実無根と発表するがネットでは騒動が収まるどころか、殺人犯というレッテルが根付いたままだった。

当然スマイリーキクチさんはこの事件に無関係。当初は警察も取り合わなかったが、度重なる警察への相談の末に中傷犯19人が検挙された。ネットを完全に匿名だと思い利用していたようだが、インターネットというのはプロバイダに情報開示を求めればどこから書き込んだのか分かる様になっている。
19名の逮捕者は脅迫容疑及び名誉毀損となっている。
同様に飯島愛さんもコンクリ事件犯人の元恋人というデマが流布し、いわれの無い中傷を受けていた。

今回掲示板に書き込まれたのは犯人の物だったとしても、どこの誰が書き込んだのか、警察発表情報でも無いものを拡散するのはやめた方がいいだろう。

スマイリーキクチ オフィシャルブログ

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