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殺人の濡れ衣を着せられた男性 45年ぶりに自由の身になり1億6400万円の補償金を得る



【簡単に説明すると】
・殺人の濡れ衣を着せられ45年間拘留されていた男性
・国から1億6400万円の補償金を得る
・社会が変わりすぎてビックリ



殺人罪の罪をきせられ30年間の獄中生活、拘留期間も会わせると45年にもなる米国男性が150万ドル(約1億6400万円)の補償金を得たと報じられている。

リチャード・フィリップス(73)は1972年10月にデトロイトにてグレゴリー・ハリスという男性を銃で撃ち殺しで有罪判決を宣告された。フィリップスは逮捕当時からずっと無罪を主張していたが受け入れられず、さらに不運なことに証人が偽証をしていたため無期懲役が宣告された。

フィリップスは自身の弁護人に「私がしていない殺人を認めるくらいなら、むしろ監獄で死んだほうがましだ」と悔しさを訴えた。

しかし彼は1997年に控訴審でも有罪判決を受け、10年以上投獄された。2010年ミシガン大学ロースクールの学生らが、彼が濡れ衣を着せらていることに気付くまで彼は孤独だったのだ。

リチャードは彼の無罪を信じたロースクールの助けを借りて再び公権力との戦いを開始した。
長い時間がかかったが、共犯として逮捕され収監されていたリチャード・フォロンボがフィリップスの無罪を証言し、状況が一転。フォロンボは法廷で「事件当時、検察が掲げた主要目撃者であり証人だったフレッド・ミッチェルと私が真犯人」と告白した。彼は別の犯罪で逮捕されたフレッド・ミッチェルが加重処罰を避けるために全く無関係のリチャード・フィリップスを犯人に追い込むように偽証したという。

再調査を開始した検察は2017年の末、フィリップスの殺人を棄却し、保釈を許可、2018年3月に最終的な無罪を宣告した。

濡れ衣を着せられたフィリップスは45年ぶりに自由の身となった。刑務所から出てきたフィリップスは「母と子どもの最後も看取ることができず刑務所で腐った45年を過ごした。今後社会に適応出来るのかもフアンだ」と嘆いた。
冤罪で逮捕される前は大手自動車メーカー、クライスラーで事務員として働いていた彼は「世の中がかなり変わったな」と驚きを隠せないようだ。 フィリップスは「私が収監された1972年のデトロイトは自動車工場が休まなく稼動していた。マイケル·ジャクソンとエルビス·プレスリーの歌がビルボードチャート上位だった。リチャード·ニクソン大統領がジョージ·マクガバンを破り大統領に当選した」と当時の想い出を語るも、社会の記憶はそこで止まっているようだ。

釈放後2年近く経った今、フィリップスは遅れながら夢のために走っている。寂しさを紛らわすために始めた絵を売っており、展示会も開く計画だ。彼は「補償金として過去の歳月を元に戻すことはできませんが、小さな家を買い犬と一緒に暮らしたい」と語った。

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