ファーウェイ・ジャパンは同社初となる完全ワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds 3』を11月29日に発売した。
この製品の特徴はなんといってもノイズキャンセリングで、AI Lifeアプリでノイズキャンセリングの調節が可能。消音量は最大15dBまでとなっており、アップルの『AirPods Pro』にも搭載されているアクティブノイズキャンセリング以外にも『HUAWEI FreeBuds 3』は骨伝導ノイズキャンセリング、風ノイズ低減も搭載している。
本体はケースが充電機になっている今スタンダードな方式で有線充電とワイヤレス充電の両対応。有線充電の場合は『AirPods2』と比較して2倍、ワイヤレス充電の場合は1.5倍充電速度が速いという。
14mm大型ダイナミックドライバーのベースチューブにより低音を増強。
バッテリーはイヤホン本体で4時間、充電ケースを使用することにより20時間使用することが可能。こちらのスペックは特筆すべきではないだろう。むしろ先日紹介したNoble Audioの『FALCON』のケース無しで連続再生10時間の方がはるかに魅力的だ。
総合的なスペックは『AirPods3』と同等、もしくはノイズキャンセリングを制御するアプリがAndroid版しか無いためiOSユーザーはただの高音質イヤホンになってしまう。アプリで出来ることは、ケースのバッテリー残量確認、左右それぞれのイヤホンのバッテリー残量確認、ノイズキャンセリングの設定、ファームウェアのアップデートなどだ。
実際にノイズキャンセリングを使ってみたが車中では車の騒音が全くかき消され、電車の中でも孤立して音楽が聴けるレベルだ。
値段も市場想定価格が1万8800円と『AirPods3』に比べてグッと安いため、Androidユーザーは検討してみても良いのではないだろうか。
イヤホンタイプ:オープンフィット型
ドライバー:14mmダイナミックユニット
通信規格:Bluetooth5.1 BLE
再生周波数帯域:20Hz~20,000Hz
連続再生時間:約20時間
充電:ワイヤレス充電 / USB Type-C
重量:グラム(イヤホン単体)
市場想定価格:1万8800円(税抜)
発売日:11月29日
カラー:カーボンブラックとセラミックホワイト
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