韓国政府の新型コロナウィルスの対応の悪さが問題となっており、青瓦台の請願署名が42万人を達成した。
「ムン・ジェイン大統領の弾劾を促す」というタイトルの請願は、2月4日、大統領府の国民請願掲示板に投稿された。この請願は25日午後、青瓦台回答基準である20万人を突破し、26日午前10時の時点で42万人が参加した。青瓦台は請願が閉鎖されているため来月の3月5日から1ヶ月以内に公式の回答を出すことになった。
請願者は「今回の新型コロナウィルスの事態において文在寅大統領の取り組みを見れば見るほど韓国大統領ではなく、中国の習近平を見ているようだ」とし「国内マスク品薄状態にもかかわらず、文在寅大統領は300万個のマスクを中国にサポートしており、マスク価格急騰に対するいかなる措置も出さなかった」と強調した。
続いて、政府が新型コロナウィルス発祥地である中国湖北省を訪問した外国人の入国を禁止したことについて「国際法云々している途中、全世界の国々が入国禁止措置を出すと気づきようにようやく出した対策がこれ」と「既に武漢地域封鎖直前抜けた中国人が500万人が超えるのに、湖北省訪問外国人の入国だけ制限すると、これは、すべての中国人に韓国を出入り入るように許して自由に開放したのと同じ」と指摘した。
それとともに「韓国大統領として最も重要なのは、自国民の保護だ。自国民を考えた場合、中国のすべての地域を対象に入国を禁止すべきである」とし「韓国はうわべだけの対策だけ出して実質的な対策を全く出していない」と主張した。
文在寅大統領の弾劾を促す国民請願が公式回答要件を満たしたのは今回が初めてではない。先立って昨年4月、北朝鮮の核開発を放置・黙認するという理由でドア大統領の弾劾促し請願が登場して20万人の参加を超えたことがある。
日本でも対応の遅れが問題になっているが、韓国も政府の対応の遅れが相当国民にとってストレスになっているようだ。