先日、オランダ政府が130枚ものマスクを購入したが全てが不良だったと報じたがそれに続きアメリカでも同様の騒動が起きている。
中国上海の医療企業から12万5000ドル(約1300万円)相当の診断キットを注文して輸入したが、異常があることが発覚し即座に使用中止した。
それを発見した米国ワシントン大学医学部は、新型コロナウィルスと疑われる患者から採取したサンプルを、ガラス瓶に入れたが液体がピンクではなく黄色やオレンジに変わったことを発見。これは陽性なのに陰性を示してしまっている。
すぐに大学側は保健当局や研究室などに分けた数万個のコロナ診断キットをすべて回収することにした。
中国産の診断キットの不良事例は初めてではなく、スペイン、チェコ共和国、トルコ、フィリピンなどに輸出した中国産コロナ診断キットの不良問題が相次いでいる。
中には体温計が37度以上にならない商品や、必ず陰性と表示されるいわゆる詐欺まがいの商品までも出回っている。
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