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2024/11/14 12:23:16
このおじいさんは英語、日本語、スペイン語、ロシア語、イタリア語など5ヵ国語の達人だ。
言語習得方法は全て独学で最近は、小学生孫娘の助けを借りて、オンライン講義方式のロシア語の勉強を始めた。もちろん、今回も独学。
1918年に生まれたおじいさんは英語と日本語の場合、原文を直接翻訳できるほど上手だという。また、ロシア語とスペイン語では詩を書き、日記をつけることができるほどの水準だ。
おじいさんは最近、自分の英語発音の動画をインターネット·プラットホームに掲載し、ネットユーザーから大きな関心を受けた。
10代の青少年と20代の大学生ネットユーザーは「おじいさんの英語発音が米国現地に住む米国人のイントネーションと非常に似ている」、「洗練された発音のおじいさんが最近病床で闘病中も勉強に力を尽くしているのに勉強をあきらめた(自分たちが)恥ずかしい」と書いた。また別のネットユーザーも、「祖父の勉強に対する熱意を見ると、20代半ばの私たちが新しい勉強のために何かを試すことを恐れる理由がないことが分かった」と話した。
小さな田舎町出身のおじいさんは、「私が生まれた時期は、平凡な家庭出身の子供たちが学校に進学するのが難しかった時代だった」と振り返る。
おじいさんは自身のSNSオンライン上のアカウントを通じ、「出生当時、家庭の経済事情が良くなかったため、兄たちだけが先に勉強できる機会を得た。両親は4人兄弟の末っ子の私に対する教育よりは兄たちを先に教育すべきだと思っていたが、むしろそのおかげで(私は)比較的若い時から社会生活を始めた」と話した。
この頃、おじいさんは、兄たちが求める本を読み、独学で勉強に対する渇きを解消した。
そんな中、祖父が20歳頃だった1938年、2歳年上の妻に出会い結婚した。 おじいさんが高校の卒業証書を受け取ったその年だった。その後、妻と一緒に故郷の浙江省に住み着いた崔さんは結婚後も学業を続け、2年後、国立中央大学師範大学(現在の南京大学)生物学科に合格した。
学士号を取得した直後、彼は貴州の某中学校で教鞭をとっていたところ、知人の紹介で湖南省長沙にある医学専門大学に編入することに成功した。
この時期は中国全域で抗日戦争が勃発した期間だった。 おじいさんも、国に呼ばれて入隊し、応急医療診療チームの隊長として勤務したこともある。
除隊後、祖父の半生は故郷での教育事業で綴られた。 1951年、彼は杭州市にある大学の教壇に立つ機会をあきらめる代わりに、故郷の浙江省進雲中学校の生物教師として赴任する道を選んだのだ。
その後、この中学校から化学、英語などの教師数が足りないという報告を受け、該当科目を教育するなど、まさに「万能教師」として有名になった。その後、おじいさんは1978年定年退職後、これまで生計のために諦めていた外国語の勉強に邁進し始めた。
特に最近はスペイン語とロシア語などを勉強し始めた。スペイン語を独学し始めたのは、孫娘がスペイン留学を準備するようになってからだった。
おじいさんはタバコも吸わずお酒も飲まず、毎日の楽しみは外国語の勉強や中国文化に触れることだったという。
おじいさんは今年で104歳になるが長生きの秘訣は「人生は70歳からが本番、生きてみると100歳から本当の新しい人生が始めると信じている」と語った。
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