中国がサード(THAAD)ミサイル報復以来初めて韓国ゲームの中国内のサービスを許可した。中国の韓流禁止、いわゆる「韓寒令」が解除されるのではないかという期待が出ている。
中国で4年ぶりに許可されたのは韓国のゲーム会社カムツス(Com2uS)が作った『サマーナーズウォー』というモバイルゲームだ。
申請してから約4年ぶりに中国内でのサービス許可を得た。
中国が韓国のゲームを許可したのは、2017年3月にサードの報復を始めて以来となる。
特に、中国は青少年保護などを理由に自国のゲームさえ許可を減らしている傾向で、より大きな意味として受け止められている。
米中対立の中、中国は最近になり韓国に友好的なメッセージを相次いで発している。
中国の王毅外相が来韓し、来年と2022年を韓中文化交流の年に指定することで合意し、中国メディアの報道でキムチ宗主国に関する問題が浮上すると、中国外務省が慌てて事態収拾に乗り出した。
これまで中止されていた韓国ドラマや芸能番組の中国での放送、K-POP公演なども近いうちに再開されるだろうという期待が高まっているがこちらは何の発表もされていない。
習近平主席の決断だけが残されており、習主席の訪韓に合わせて韓半島和平条約が本格的に解除されるという観測が流れている。
こういったことは中国と日本でも今年になって起きており、日本が中国に大量のマスクを送ると、中国政府は中国内での抗日ドラマの放送を即時中止とした。