中国で20歳の女性が新型コロナウィルスに感染し、その女性が数件のクラブを通っていたと言う理由で個人情報が特定され個人攻撃を受ける騒動になっている。
12月8日、中国四川省成都で新型コロナウィルス感染者が発覚された。この女性が最近通っていた場所を公開した。女性は居酒屋やクラブなど計6つの店を通っていたことが分かった。
このことが発覚するとこの女性の個人情報をネット上で特定作業に入った。中国ではこのようにネット上で特定することを「人肉検索」と言う。
結果、電話番号や名前などが特定されSNSにばらまかれ、一部のネットユーザーはこの女性を攻撃。女性はこれに対して「自分はもちろん、家族まで非難されている」と打ち明けた。
一方、蔵王さんと接触したとして分類された人は、密接接触者と一般接触者など5人に近い。これらはすべて隔離されて検査を受けた。
成都市警察は、女性に対する個人情報流出とサイバー暴力をめぐり、捜査を行っている。警察は女性の個人情報と移動経路が含まれた写真を載せた男性を行政拘留に処した。今回のことをめぐって、四川省党書記まで乗り出してプライバシー保護を強調した。
女性に関しては、本物と偽物が混在した情報がオンラインにあふれ、全く関係のない湖南省の女性が誤解され写真が拡散する被害を受けた。この女性は警察に被害事実を通報した。
またこの女性と接触した人は、濃厚接触や通常の接触など含め5千人に近い。彼らは皆隔離され検査を受けた。
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誰かしら書く前に先んじて書き込みますが、この手の海外ニュースで真っ先に外国の民度やら何やらを馬鹿にする人たちよ、今の日本も全く笑えない状況に陥っていることだけは肝に銘じておくべきですよ…。