2020年の1年間、全世界で真実を報道するために努力して死亡したマスコミ関係者の数が42人に達するという調査結果が出た。
国際記者連盟の年次の集計によると、今年一年間取材などの業務を遂行し、殺害された報道人やマスコミ従事者の数は42人であり、業務関連で収監された者は235名と調査された。
またメキシコは最も多くのマスコミが死亡した国ということも分かった。メキシコで今年一年に死亡したマスコミ関係者は13人であり、5人がパキスタン、3人がアフガニスタンやインド、イラク、ナイジェリアなどが後を継いだ。
全世界で毎年取材中に死亡するメディア従事者の数は30年前の集計開始以来でほぼ同じ水準を維持しており、最近では若干の下落の傾向を見せた。この30年間、業務中に死亡したマスコミ関係者の数は2658人とされている。