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中国 水道から今度はピンクの水が水道から 原因不明で休業に追い込まれる飲食店まで





先月、水道水に火を近づけると燃えるという現象が起き話題となっていた。水道水はぬるぬるしており、100世帯あまりが不快感に苦しんでいたという。
試しに住民が水道水に火を付けたところ引火したところから、何かが含まれているのではないかと思われた。

それに続き、今度は水道からピンクの水が出てきたのだ。
陝西省沙州市の一部地域でピンクの水道が出てきており当局が調査に乗り出している。8日午前、陝西省沙州市の中学校周辺でピンク色の水道水が流れ出てきた。これを動画撮影し掲載したことにより映像は大拡散。ピンクの水は不透明な物で洗面所をピンク色に染める勢いだった。

中学校の寮や教職員の官舎はもとより、周辺のマンション団地や商店街、食堂にもピンク色の水が出ていることがわかった。ある食堂のオーナーは「8日午前、店を開けて蛇口を開けたらピンク色の水が出てきた。特に臭いはしなかった」と説明した。その一方で「道をはさんで北側の町だけ水道水が変だ。南側は至って普通」と語る。

問題が浮き彫りになると、沙州市上水道管理当局は現場に職員を派遣して水を採取し、原因の分析に入った。上水道管理所関係者は「まだ正確な原因は把握されていない。しかし水道水の問題ではないだろう。水道管に問題がある可能性がある」と述べた。

今回の事態で数百人の地域住民は断水に悩まされている。特に非常用ミネラルウォーターでは営業が難しい飲食店は休業に追い込まれた。ある食堂の経営者は「生水では商売できない。隣町で水を汲んで使っていたが、結局休業した」と話した。

10日、現時点でもピンク水の問題は解決していない。

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