2020年12月10日にリリースされた『CyberPunk2077(サイバーパンク2077)』。8年の開発歳月を経てようやく発売となった大作一人称RPG。
広大なサイバーな街の中で繰り広げられるオープンワールドは目を見張る物がある。街の作り込みは伊達じゃ無く、ここまで作り込むかという驚きが毎度だ。
車で走っているだけでも楽しいが建物の中に入って屋上に行くと別の驚きや発見があったりする。流石に全ての部屋には入れないが、十分な作り込みだろう。
そんな同作がネット上で批評を受けている。それどころか返品騒動にまで発展。本当にそこまで酷い出来なのだろうか?
実は遊ぶ環境によって大きく差が出ているようだ。私はパソコン版なので、そこまで問題は無いが、プレステ4版などコンシューマ機で遊んだプレイヤーからかなりのクレームが出ている。
なんせそこそこ良いグラフィックカードを積んだパソコンでも重たいくらいだ、さすがにプレイステーション4でのプレイは相当な最適化をしないとまともに遊ぶのは無理だっただろう。今作、その最適化がほぼ行われていない状態で発売されたから大変。
フレームレートが低下する程度ならまだましだが、テクスチャの読み込み遅延や、人物が床に埋まったりする症状も起きているようだ。
実は私も全くバグが起きていないわけではなく、小粒なバグなら起きている。例えば携帯で通話しているキャラが通話を終えると、携帯だけ宙に浮いたままとか、食事をしているキャラの箸が浮いていたりとか、とあるジョブで相方に運転を任せた後に一度死亡すると自分も運転席に移動し運転手と同化したりとか。
中でも面白かったのが敵が自分に一切気付かないという不具合に遭遇した。目の前にいるのにだ。!マークもMAXになっているのに気付かずにそのまま去って行く様は滑稽だった。ただこれらはおもしろバグ程度でプレイに支障が出るほどの物では無い。
・不満が出た理由「期待値が相当高まっていた」
ただ先ほども言った通り、環境によってはこれ以上のバグも起きている人がいる。とくに家庭用ゲーム機で遊んでいる人だ。度重なる延期を重ねるも、最適化が行われていないのが原因だと思うが、強行に発売してしまったCD Project REDにも責任もあるだろう。
ここは年末商戦にぶつけず、「まだまだ未完成領域なので延期させてください」と言えばここまでの炎上は免れただろう。少なくともバグ満載で遊ばせるよりは幾分マシだった。CD Project REDの『ウィッチャー3』が好評だったことから、「今作も絶対良ゲー」と期待値が想像以上に高まったのだろう。
ただゲームの内容は素晴らしく、不具合があまり起きていない人からしたらなんでこんなに批評が……と疑問になるレベルだ。便乗批評もあるだろうが、中には楽しみにしていたファンが裏切られたとして怒っている分もある。
これと似たような現象はロックスターの『レッド・デッド・リデンプション 2』でも起きた。不具合ではないが、定住地での動作がもっさりしているなどの不満が挙げられ一時期は炎上していた。
『CyberPunk2077』は現在は良い点や悪い点が数多く挙げられるなど批評が集まっているが、いつの日か不具合を修正し再評価される日が来て欲しい。それだけに作り込みが凄く素晴らしいゲームだと信じている。
不具合のいくつかは動画にてまとめているのでご視聴いただきたい。
コメントを見る (3)
批評じゃなくて批判な
日本語勉強しような
批評であってるよ
良い箇所、悪い箇所をあげてるわけだし
せめて家庭用やってから書けよ