イギリスのバーミンガムのウェスト・ブロムウィッチにて自宅前に駐車したベンツCクラスが確認したところとんでもないことになっていたという。
朝になり自分の車を確認したところ、車はバラバラにされ部品のみ盗まれてしまったというのだ。
ドアやタイヤ、前の座席、ヘッドライト、ボンネット、トランク扉などが奪われた。犯人は電線を切らずに継ぎ目を精巧に分離するなど、自動車の専門的な知識があるものと推定される。
持ち主は「専門家の仕業だ。完全に分解された、普通の泥棒ではないだろう」と述べた。
彼は家の前に駐車していた車が分解される際、物音が一切聞こえなかったという。また犯人の指紋は検出されず近所の人たちも、犯人を目撃していないことが分かった。
犯人は後部座席を取り外そうとしたが、犯行を中断した形跡があるとし、ハンプトンは「もっと多くの部品を盗もうとしたが失敗したようだ」と述べた。
持ち主はこれにより、約1万4000ポンド(約190万円)の被害を受けたものと推定される。
犯人はこのように部品窃盗を繰り返し、別の新たなベンツを組み立てて売っているようだ。