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新型『Nintendo Switch』の噂が浮上 コードネーム「Aula」でドック接続時に性能が向上





兼ねてより噂されている新型『Nintendo Switch』。一部では『Nintendo Switch Pro』とまで言われている新モデルだが、性能が向上したモデルとなるようだ。

今まではマイナーチェンジモデルとしてバッテリー持続時間が長くなったモデルが2019年8月30日に発売され、またドックに接続できずテレビ出力機能がカットされた『Nintendo Switch Lite』も発売されてきた。

しかし今回噂されているのは性能が向上されたものだという。
その噂を見ていくと、コードネームは「Aula」と言うらしく、SoCはMarikoと呼ばれている物が使用されるという。

そもそもSoCというのはCPUやグラフィック能力のGPUを1つのチップにまとめたもの。『Nintendo Switch』のSoCはNvidiaと共同開発された「Tegra X1」をカスタマイズした物が使用されている。もっと詳しく解説するとこのSoCの中にはARM社のA57というCPUが使用され、GPUにはNVIDIA GM20Bが使用されている。それが1つになったSoCが「Tegra X1」ベースのカスタマイズ版だ。

上記でのSoC「Mariko」というのが他社のSoCなのか任天堂が付けたコードネームなのかは不明であるが、このコードネーム「Mariko」は2018年より浮上していた。これは『Nintendo Switch』本体のアップデートVer5.0.0の中で「Mariko」と名前が確認されそこから噂となった。

そのほかにもOLEDに4K対応、冷却性能やバッテリー性能が向上すると書かれている。4K対応というのはモバイル時ではなくおそらくテレビ出力時のことだろう。

そのほかの噂としては画面の大型化などが挙げられている。ただ『ニンテンドー3DS LL』のように、大画面版と性能強化版の2機種が準備されている可能性の方が大きい。
過去の任天堂のラインナップ見て貰えばわかるが、すぐに新機種(性能強化版)を出すのでは無く、まず画面大型化版などを出しその後に性能強化版を出す傾向がある。
『Nintendo Switch』もそれに当てはめると今年中に画面が大きくなった性能据え置き版が発売され、その後に自社の大作ゲームにあわせて来年辺りに性能強化版が発売されるだろう。
いずれにせよ、性能強化版の準備をしていないことはないので発売するタイミング次第だ。今年一気に性能強化版が発売されたら予想が外れたということで申し訳ないが。

ただ『Nintendo Switch』の売上は好調そのもので日本国内での売上は今週だけでも59万台も売れており、ライバルの新型ゲーム機『Play Station5』を大きく引き離している(『Play Station5』は2万3000台)。
このタイミングで新型機を発表し買い控えを起こすようなことはしないだろう。発売は早くても来年になりそうだ。

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