日本で数十年かけて開発されたシャインマスカットが、他国により栽培されるという事態になっている。シャインマスカットだけでなくいちごや、紅はるかという日本の名産が他国に流出し日本とほぼ同じ物が日本より安い値段で世界各国で売られているのだ。
日本の農産物を支えるべくようやく法改正に乗り出した。日本国内で新品種として登録された果物や作物などの種や苗を無断で海外へ持ち出すことを禁止する改正種苗法が国会を通過し、4月から施行される。
同法の違反主体が個人の場合、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金刑に処される。法人の場合、3億円以下の罰金が科され、民事上、流通中止およびそれ相応の損害賠償責任を負わなければいけない。
現行法では購入した苗や種なら海外に持ち出すことそのものは違法ではなく、それが理由でシャインマスカットや紅はるかが国外で栽培されてしまった。
ただ今回の法改正に和牛の遺伝子は含まれていない。牛の遺伝子は「家畜改良増殖法」より守られており、昨年5月~6月に宮崎県の畜産農家が無断で持ち出そうとして営業停止処分を食らっている。
既に世界各国発売されている韓国産いちごの「雪香(ソルヒャン)」、韓国産「シャインマスカット」、「紅はるか」については手遅れ状態だ。
紅はるかの流出原因もシャインマスカット同様に新品種保護に関する登録を怠ったのが理由だ。
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国滅びて「九条」あり