ナンチョワン区にある中学校に通っていた15歳の少年が学校の池から遺体として発見されるという事件が起きた。
この少年の遺体の体中にはアザだらけで、顔や体の至る所にアザが確認され、更に少年のカバンの中にはレンガが詰め込まれていた。
少年は先日失踪したとされたが、その1週間後に遺体として発見された。
少年は3月19日、学校の正門に入る姿を最後に行方不明となった。その後少年は学校の池で遺体となって発見された。
少年の遺体は全身にアザがあるだけではなく、両耳に血が溜まっている状態だった。
カバンの中のレンガに関して専門家は、「子供は簡単に水に浮かぶのでレンガを入れた」と推測した。
いじめの結果カバンの中にレンガを詰め込み溺死させた可能性が高い。つまり殺害というわけだが、遺体解剖後に正式な死亡原因が判明するという。
学校側は今回の件に関して一切の口を閉ざしている。
イジメの理由はボロボロに壊れた古い家に住んでいるというただそれだけだった。家賃は月100元~200元(1600円~3300円)だったという。
周りからの少年の印象は礼儀正しく、挨拶をちゃんとする子だったという。クラスメイトは少年に対してお金まで要求されていたことが発覚した。