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産経新聞ソウル前支局長を出国禁止措置を解除 約8ヶ月ぶり 朝鮮日報は何故お咎め無し?


産経新聞ソウル前支局長の加藤達也氏を出国禁止措置を解除するとした。朴槿恵大統領の名誉毀損で在宅起訴された加藤前支局長だが8ヶ月ぶりの出国禁止解除となる。

問題となったのは2014年4月16日のセウォル号転覆事故の当日に朴槿恵大統領と補佐官が密会していたという記事を、朝鮮日報が第一報を報じそれを引用する形で産経新聞がネットに掲載。
韓国大統領府は名誉毀損にあたるとして、記事削除を要請したが削除に応じなかったため、加藤前支局長を名誉毀損で起訴、在宅起訴とした。

引用元の朝鮮日報は一切のお咎め無しで産経新聞のみが名誉毀損として起訴された今回の事件。ジャーナリストも「問題がある」としている。

今回の出国禁止措置の解除には「ソウル外信記者クラブ」が朴大統領あての書簡を大統領府に送り、出国禁止措置の状況を求めた。

出国禁止措置の解除はされたものの次回の公判は20日に行われる。前回の公判の際は市民団体により車に卵を投げつけられるなど過激な行動が目立ったが、今回もそのような行動が起きそうである。

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