2021年11月16日に堂々のデビューを果たしたバルミューダのスマートフォン『BALMUDA Phone』。
拘り抜いたデザインと謳っており、4.9インチのディスプレイ、皮のような使えば使うほど劣化を楽しむことが出来る本体、そして電卓やスケジュール帳、時計、カメラアプリはバルミューダが独自に開発したもの。ソフトバンク独占となっており、ソフトバンクからは14万3280円、SIMフリー版は10万4800円とやや高めの値段。
SoCは高性能とはいえないSnapdragon 765が採用されておりバッテリー容量も2500mAh。
これで4万、5万円なら買う人がいたかもしれないが、10万円や14万円となれば話は別。
・Wi-Fi6に未対応
しかも詳しくスペックを見ていくと意外なことが発覚した。それは対応Wi-Fi規格の箇所は対応しているのは「IEEE802.11 a/b/g/n/ac」と書かれている。
つまりWi-Fi5までしか対応していない。Wi-Fi6は「IEEE802.11 ax」と表記されるのでその表記がないということはWi-Fi5までの対応となる。
・デュアルSIMやSDカードに未対応
またSIMは今では当たり前のeSIMやデュアルSIMにも対応しておらず、シングルSIMのみ。iPhoneのようにシングルSIMとeSIM構成でもない。
そればかりかストレージを増設するmicroSDカードにも対応しておらず、内蔵の128GBストレージのみとなる。
無駄をそぎ落としてシンプルにしたかったのは分かるが、値段相応ではないだろう。
関連:バルミューダスマホ アクセサリも割高だった! ケーブル、USB充電機、保護フィルムなど価格設定がアップル越え
関連:バルミューダ スマートフォンを発表後の株価の下落が止まらず