宮迫博之が手がける高級焼き肉店『牛宮城(ぎゅうぐうじょう)』。オープン初日から人気ユーチューバーやインフルエンサーが訪れ「おいしい」「予想以上においしい」と評判である。高級店を謳っているだけあって値段もそこそこするが肉の管理はどうなのだろうか?
そんな『牛宮城』が牛肉偽造を認め謝罪を行った。ことの発端は煉獄コロアキという人物が、ライブ配信しながらお店に乗り込み個体識別番号を尋ねたことだった。煉獄コロアキが牛の個体識別番号を尋ねるも店員はいっこうに個体番号を答えず、警察を呼ぶ始末。個体番号とは牛ごとに識別するために割り振られた10桁の番号のことで偽装を防止するためのもの。BSEが切っ掛けで割り振られるようになり、多くの店が客に見えるように提示している。この番号が分かればネット上で検索してどのような牛なのかすぐに判別も可能だ。
ライブ配信が始まって22分経過した頃に個体識別番号が書かれたボードを出してきて、そこに書かれていた識別番号を検索してみると、去勢された雄牛だったことがわかった。
つまりウェブサイトに書かれている「30ヶ月以上肥育されたA5の雌牛のみを使用」とはことなり雄牛を提供しており牛肉偽装疑惑が浮上。
これをうけて宮迫博之はYouTubeで謝罪動画を公開。「具体的には3月1日から22日に仕入れた22頭の内、2頭が去勢された雄牛だったことが判明し、厳選されたサーロイン焼き好きとして提供されてました」と雌牛以外を仕入れていたことを認めた。
続けて「本来であれば個体識別番号から必要な情報を確認すべきでしたが、組織として管理が徹底できていませんでした。また店舗で再調査した結果『30ヶ月以上肥育された牛』であるという点も重視できていないことが判明しました」と去勢牛だけでなく、「30ヶ月以上肥育された」という点も問題があったようだ。
これを受けて『牛宮城』は「30ヶ月以上肥育された雌牛のみ」という表現を取りやめるという。また個体識別番号も分かりやすい場所に提示するという。
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