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プーチンを批判したロシアの大物政治家がインドで突然死亡 知人も2日前に滞在先で死亡




ロシアのウクライナ侵攻を強力に批判したロシアの大物がインドで休暇中に死亡したというニュースが伝えられた。

ロシアの財閥であり政治家であるパベル・アントフ(Pavel Antov)が24日にインドで休暇を過ごしている際に窓から落下して死亡したと伝えられた。

ロシアの執権政党である統合ロシア(United Russia)出身のアントフは、ロシアで最も高い年俸を受ける政治家であり、ウラジミール地域の下院議員だった。

フォーブスロシア(Forbes Russia)を通じて2019年に公開された彼の年間収入は1億3千万ユーロ(約184億7600円)に達した。

死亡当時、彼は66歳の誕生日を祝うためにインド旅行に行っていた。インドのコルカタ・アレクセイ・イダムキン(Ale(Alexei Idamkin)ロシア総領事は、アントフがオディシャ州ラヤガダのあるホテルの窓から墜落したと明らかにした。

アントフは病院に移送されたが、到着直後に医師から死亡宣告を受けた。

彼は「私たちは今回の事故について調査しており、オディシャ警察から必要なすべての情報を受けている。また普通に考えて落下出来るような窓ではなく、不自然な点が多い」と説明した。

アントフは6月に、ウクライナのキイウに対するロシアの空襲がウクライナの民間人を傷つけたロシアの「テロ」と猛非難した。
発言後、アントフは強い圧力を受けて、それに伴い該当コメントを撤回せざるをえない状況となり謝罪し、SNSに載せた自身の文が「不幸な誤解」であり「技術的なエラー」だったとまで言わされてしまった。

・アントフの知人も2日前に死亡

アントフが落下したホテルにはアントフを含む4人が滞在しており、その内1人はウラジミール・ブダノフ(Vladimir Budanov)という61歳の男性だった。この男性は事件の2日前に心臓発作で死亡した。