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Mac版の『新生FFXIV』が酷すぎると話題に 実はWindows版のエミュレートだった?



6月23日に発売された『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』がMacに対応した。しかしそのMac版に大量のファイルが生成されていることが判明。『ファイナルファンタジーXIV』といえば、新生になる前の初期でも問題を多数抱えており、数十万というファイルをインストールさせていたことがある。

しかし今回はそういったレベルではなく、Mac版にWindows版のファイルをインストールしているのである。ファイルの中身は、exe、dllといったもの。Windows版を仮想的に動かしているのではと疑いたくなるレベル。
一体このファイルは何なのだろうか? 

調べてみたところMac版は『TransGaming』という技術を使っているという。これはWindowsの実行ファイルをMacやiOSで実行出来るようにするもの。今回はそれをこのMac版の『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』に使ったようだ。なぜWindowsの実行ファイルが大量にあるのかは、Windows版の実行ファイルを『TransGaming』技術でAPIをエミュレートしており、Macでも実行させているという。

しかしその弊害なのか、ゲーム内のIMEもOSデフォルトの日本語入力しか使うことが出来ず、サードパーティー製のIMEはサポート対象外。それ以前に、ゲーム中にUIが消えたり小刻みにフリーズしたりと、ボス戦では致命的なバグが残っている。

また公式サイトには次のように掲載されており、大量の無駄なファイルがインストールされてしまっているという。

2015年6月23日(火) 16:00頃より前にアプリケーションを起動されていた場合、クライアントファイルとして想定外のファイルが生成されてしまっている状況です。
そのため、該当する方は、「 ~/Library/Application Support/FINAL FANTASY XIV/」以下のファイルを削除してくださいますようお願いいたします。

『ファイナルファンタジーXIV』といえば、マップの使い回しや、チョコボの表記が「馬鳥」だったりととにかくグダグダだった。それらをイチから仕切り直し『新生ファイナルファンタジーXIV』として開発。せっかく“汚名挽回”できたのに、Mac版がこれではまたユーザーの不満が爆発しそうである。

※汚名挽回は誤用では無い。

画像引用元
Mac版クライアントはなぜこの状態で売ったのか?
Mac版をご利用の方へのご案内(6/25)


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