【簡単に説明すると】
・レンタルカート『マリカー』が任天堂に訴えられる
・その後ディズニー衣装で疾走
・『マリカー』と『アキバカート』の繋がりは?
公道でカートを楽しむことが出来る、レンタルカート『マリカー(株式会社マリカー)』。そんな『マリカー』が任天堂の著作物を無断で使用したとして、任天堂は著作権侵害で損害賠償1000万円を求め東京地裁に2月24日に提訴した。
『マリカー』側は「公道レンタルカート事業者の中には、任天堂の許可無く勝手に模造された衣装を販売、レンタルしているなどの悪意のある業者もあり、任天堂様と協力してそのような事業者がなくなるように対応していこう協議した矢先のことであり、大変困惑しております」と声明文を発表。『マリカー』以外にもレンタルカートサービスは『アキバカート』などが存在。
今回問題となった『マリカー』は任天堂のサービスと混同させる名称と衣装が問題となり任天堂から警告を受けていたようだ。任天堂からの訴訟後、Twitterでは引き続き『マリカー』のカート目撃があり、そこには「大阪でマリカーさん達を見た! 衣装はディズニーの着ぐるみ」という驚きのツイート。
そのほかにも「有楽町でマリカーのカートが目の前を通り過ぎてったけどコスチュームが全部ディズニーキャラクターになってた。神をも恐れぬ度胸だな」というほかの目撃情報まで挙がっている。
『マリカー』を巡っては商標でもトラブル起きており、「マリカー」の商標を株式会社マリカーが登録し、それに対して任天堂が異議申し立てを行っている。
また別業社の『アキバカート』と、『マリカー』との繋がりもあると言われており、両社の商標出願者が同じことも判明している。『アキバカート』は大手企業が経営しており、漫画喫茶、個室ビデオ、耳かき店などを経営する有名企業。となれば『マリカー』もその大手企業と何かしらの繋がりがあるのかもしれない。
『マリカー』のウェブサイトは昨日まで閲覧出来なかったが英語版のサイトのみ閲覧できるようになっている。
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