普段は家族には見えづらいお父さんの毎日のがんばりをエクストリームにわかりやすく表現するとともに、お父さんの役に立つ交渉術を紹介している。

『サラリーマン交渉バトル』と称した交渉バトルを見れば交渉が苦手なお父さんも明日から商談上手に？？

披露された交渉術ダンスは次の通り。

1：Chotto-dake Technique（ちょっとだけテクニック）
技名「バックフリップ土下座」
一般的に『イーブン・ア・ペニー テクニック』で知られる交渉術。
　「ほんの少しでもお願いできませんか?」と小さな要求に見せる。
　◎使用例：
　「１円でも良いのでご協力をお願いします！」
　「１回でいい、１回でいいから飲みに行かない？」
　「１個でいいから、きび団子くれないワン？」

2：Ikkene! Technique（いっけねテクニック）
技名「話題すり替えマックス」
一般的に『ローボール テクニック』で知られる交渉術。
　小さな要求をしたのちに、「偶然を装い」大きな要求を切り出す。
　◎使用例：
　A「今だけアイドルのプロマイドが200円！」
　B「（安い！）買いまーす」
　A「ありがとうございます！でも200円は先着順で
　　　ちょうど今終わってしまったので、300円になりますがいいですか？」
　B「えぇっ…（でも買うって言っちゃったし…）はい」

3：Socchi-nara Technique（そっちならテクニック）
技名「小さく譲歩スピン」
一般的に『ドア・イン・ザ・フェイス テクニック』で知られる交渉術。
　大きな要求をしたのちに、小さな要求へと譲歩していく。
　◎使用例：
　A「今回テレビCMで広告するのはいかがでしょう」
　B「けっこうお金かかるしなぁ」
　A「ではWEBムービーでは？」
　B「それ良いかも！」

4：Sekkaku-dashi Technique（せっかくだしテクニック）
技名「段階交渉ヘッドスピン」
一般的に『フット・イン・ザ・ドア テクニック』で知られる交渉術。
　小さな要求をしたのちに、大きな要求を切り出す。
　◎使用例：
　A「１日だけ入稿を遅らせられませんか？」
　B「わかりました」
　A「その日が週末なので３日後でも同じですかね」
　B「…そうですね。では３日後でお願いします」

今年55歳となる風見しんごさんが、ブレイクダンスの大技「ウィンドミル」に挑戦する姿も必見。

この交渉術を日常生活で応用してみてはどうだろうか。動画の中では夫が奥さんにお小遣いアップをねだる場面が見られる。その中でも「ちょっとだけよ」「いっけね」「そっちなら」「せっかくだし」を使い巧みにお小遣いアップに成功。
みなさんもこのテクニックを使いお小遣いアップや交渉に使ってみてはどうだろうか。