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中国で傘シェアサービスを始めるも3ヶ月で30万本が行方不明に



【簡単に説明すると】
・中国で傘シェアサービスを開始
・3ヶ月で30万本が行方不明
・原因はどこにでも返却して良いというシステム?



中国では日本のより進んだ傘シェアサービスが開始されている。日本で貸し出す傘シェアサービスはデポジットなどはないが、中国は持って行かれないようにデポジット料金を取るというもの。

中国の「E Umbrella」は2017年4月に1億7000万円の予算を掛けて中国内11の街で傘シェアサービスを開始。スマートフォンによりデポジット料金320円を支払うことにより、アンロックコードが送られてくるので、それを使うと傘のロックが解除できるようになる。その後は利用時間により従量制となっており、30分5円が加算される。

返却場所は自由で、指定された場所に返却する必要はなくどこに返却してもいい。そもそも一度返却すればロックが掛かって勝手に使うことができないからだ。

しかし開始3ヶ月で30万本が返却されていないという。どうやらどこに返却しても良いというこの理由が行方不明の理由の1つのようだ。

先日紹介した中国の自転車シェアサービスは9割が戻ってこず、倒産してしまった。理由としてはGPSを搭載していなかったことと、サービス開始した街が階段多い場所で自転車に不向きな環境だったことが挙げられている。

関連:中国の自転車シェアサービス業者が倒産 理由は9割の自転車は戻ってこないため


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