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【ゴゴデジ】耳を塞がないイカすバンド型ヘッドホンをレビュー 2015年10月に注文してやっと到着 合コンでモテモテ間違いなし



【簡単に説明すると】
・2015年に注文した骨伝導イヤホンがようやく到着
・2016年4月に届くはずが1年以上遅れ今日届く
・実際に使ってみてレビュー



耳をふさぐという大前提を覆すヘッドホンがクラウドファンディングサービス、『Kickstarter』で2015年10月にプロジェクト開始された。それはゴゴ通信でも紹介したので覚えている人もいるだろう。約1年10ヶ月前にプロジェクト開始され、本来は翌年つまり2016年の4月に支援者のもとに届くはずだった。しかしそれが遅延を重ねようやく到着。

このヘッドホンは『BATBAND』という名前で149ドル以上支援することにより、製品が貰え日本への配送は+15ドルとなる。本日編集部に届いた『BATBAND』はシンガポールからの空輸便となっていた。また当初のデザインと細かい部分が変更されているが、大まかな仕様やボタンなどは大体同じだ。

左ボタンにスイッチがありそこで電源のオン、オフ、ペアリングを行う。右のスライドバーでボリュームの増減や早送りなどの操作を行う。充電はmicroUSBで行い後頭部部分に端子がある。1回の充電でだいたい6時間稼働するという。

マニュアルは英語だけでなく日本語も記載されているのが驚き。こういう海外の製品はだいたい日本語はハブられる運命にあるのだが、日本語も丁寧に記載。


・使用してみる

実際にしてみることにする。ペアリングは簡単でスマートフォンやBluetooth機器と接続するだけ。Bluetooth機器一覧に「BATBAND」と表示されるので分かりやすいだろう。

接続すればあとは単純に音楽を再生するだけ。このヘアバンド型のヘッドホンは後頭部から巻き付けるように装着するタイプ。通常は音が鳴らないが、バンドを開くと音が鳴り出す。骨伝導ということだが、やはり心配していた音質の悪さは思った通りである。

骨伝導ヘッドホンはどれも音が悪いのがネックで、また音漏れも酷い。『BATBAND』も例外ではなく音漏れしてしまい。耳をふさがないというメリットはあるものの、音が周りに聞こえてしまいそれが逆に気になってしまうだろう。

バンド側ということで、頭のサイズが気になる人もいるだろうが、私には丁度良いサイズだが、頭が大きな人は少しきつく感じるかもしれない。孫悟空が頭にはめるアレみたいな感じだろう。バンドの大きさ調節はできないが、説明書には「全てのサイズに適合」と書かれている。本当か?

・合コンでモテモテの可能性

耳をふさがないという以外にどんなメリットがあるのか? それは外で装着していると、「珍し!」「カッコイイ」「奇抜で素敵」と男女問わず注目の的になることである。そりゃ合コンに持っていこうものなら人気者で、そこから「あ、こんな音楽聴いてるんだ」「趣味あうね」「今度ゆっくり2人で話しようよ」とトントン拍子だ(妄想あり)。

音質云々よりもその見た目のインパクトが話題になった『BATBAND』。ヘッドホンやイヤホンは音質を重視するという人は物足りないかもしれないが、中にはこういった変わったヘッドホンを所有していても良いだろう。

・注文してから2年弱

2015年の10月に注文して、届いたのが2017年8月。2年弱の月日を経て編集部に届いてた『BATBAND』、その間には舛添要一の辞職、ベッキーの不倫騒動などがあったわけだ。つまり注文した2015年10月には「文春砲」という言葉すら生まれていない。何が言いたいのかというと、それほど待たされた製品。いつしか資金援助したことすら忘れてしまうも数ヶ月に1回届くメールの報告により『BATBAND』を思い出す。

決して常に使いたい、高音質、付け心地最高という優れたヘッドホンではないが個人的に感傷深い製品なのである。

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コメントを見る (1)

  • よくある骨伝導ヘッドホンにしか見えないけど何なんだろう、デザインが支持されたとか?
    しかし2015年にこんなの始めて金集まるもんなんだな、何か全然目新しくないけど