【簡単に説明すると】
・最近の小学校は数字のカンマを3桁区切りではなく4桁区切り?
・日本は4桁区切りの方が効率いい?
・3桁区切りになった理由は?
教育というのは日々変わる物で「昔はこうやって教わっていたのに今はこんな教わり方するんだ!」という物が多々ある。
例えば円周率も3.14ではなくπ(パイ)に置き換え、鎌倉幕府も1192年ではなく、1185年と今は教えている。
今話題となっているのが整数のカンマ(またはコンマ)の付ける位置だ。我々の習っていたことはどのように教えて貰っていたのか記憶が定かではないが、今は普通に3桁ごとに区切っている。
しかし今の小学校では4桁ごとに区切って教えているという。10000の場合は通常「10,000」と表記するが、今は「1,0000」と教える学校もあるという。何故このような教え方をするのか?
それは位があがる「万」と「億」ごとに区切って分かりやすくするためだという。確かに日本は5桁目が万、10桁目が億で位が上がり、4桁ごとに区切ると分かりやすい。
実はこの区切り方は今に始まったことではなく昔もこの区切り方をしていたようだ。
ではなぜ4桁区切りではなく3桁区切りなのか? それは欧米の表記に会わせてしまっているからだという。欧米は万という概念がなく、1,000はthousand、1,000,000はmillionとなる。一万を表す数字はten thousandとなる。実はこれコンピューターにも似たようなことが言えるわけで、メガ、ギガなど3桁ごとに位があがる。電卓やパソコンを世界標準にするために3桁にしたのではないかなと思われる。日本人からしたらカンマは4桁区切りの方が非常に効率が良い。
「123,456,789」こう書かれるより「1,2345,6789」こう書いた方が読みやすいのは確かだ。
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まあ好きにやってくれ