メキシコのヌエボ・レオン州サンペドロに住む女性がヨガをやっていたところマンションから落下して重傷を負った。
現地の有名企業の娘のアレクサ・テラッツァ(Alexa Terraza/23)という名の女性はバルコニーにヨガマットを敷いて毎日ヨガをするのが日課だった。
しかしただヨガをするだけでなく、テラッツァは手すりにぶら下がるなどの危険な行為を行っていた。8月24日、テラッツァはいつものようにバルコニーにぶら下がってヨガをしていたところ、バランスを失い25メートル下に落下。
死んでもおかしくない高さだが、テラッツァは奇跡的に一命を取り留めた。出動した救急車に乗せられ病院に行く間、テラッツァの状態は深刻で、足、腕、腰、顔など至る所が骨折していた。
X線検査をしてみると、110箇所が骨折していたことが判明。人には約200個の骨があり、人体の半分以上の骨が折れたことになる。
テラッツァは11時間の手術を受け、手術を成功に終わったが、テラッツァはまだ眠りから目覚めていない。病院は絶対安静中で、回復できるように、2週間の間は、テラッツァを寝かせるとしている。
手術に参加した医師は、「あまりにも骨折が多く、当面は目が覚めると患者が痛みを伴うだろう。少なくとも9月の最初の週までに患者を睡眠状態に維持しようとする」と説明した。
また病院側は「テラッツァは約3年間は歩くことは出来ないだろう」と述べた。