オリンピックの旭日旗に関してはJOC側は「旭日旗は禁止しない」と答え、IOCも「政治利用してはいけない」と答えるも持ち込みに関しては否定しなかった。

しかし韓国側は旭日旗そのものを掲げるのを禁止しろと請願。請願では「政治的、宗教的・人種的な宣伝を許可しない」としつつ、オリンピック憲章50条2項を言及しながら、1936年のベルリンオリンピックでナチスが宣伝に利用したハーケンクロイツ旗を説明した。

説明には「オリンピック精神を破壊する最も恥ずかしい歴史として記憶されている1936年にドイツのベルリンオリンピックが2020年の東京オリンピックを介して復活している」と強調し続けて「旭日期の日本帝国主義の侵略戦争の象徴であり、100年前の日本の帝国主義の侵略に苦しんだ韓国、中国などのアジア人にとってはハーケンクロイツと同じ」と声を高めた。

現時点までにこの請願は2万400人以上が賛同しており、請願参加者が5000人、1万人、1万5000人、2万人と経過するごとにIOCと全世界205ヵ国の国際オリンピック委員会に伝達されるという。

またchange.orgには似たような請願が数多く掲載されており、絶賛旭日旗廃止のためのキャンペーン中のようだ。

Ban the use of the Rising Sun Flag in the 2020 Tokyo Olympics（change.org）
Let’s ban the racist Rising Sun flag from the 2020 Tokyo Olympics（もう1つの請願）