Ankerがハイエンドホームプロジェクター『Nebula Cosmos』を発表 その狙いを訊いてみた





「Anker Power Conference_’19 Winter」で発表されたハイエンドホームプロジェクター『Anker Nebula Cosmos』と『Anker Nebula Cosmos Max』。特に『Anker Nebula Cosmos Max』はHDRに4K高画質、更に1500ANSIルーメンという明るさを実現。

そんなNebulaシリーズについてNebula製品のGMを務めるFrank Zhu氏に話を訊いたぞ。今までのモバイルプロジェクターから何故ホームプロジェクターに、そしてこの性能を実現した真相などを聞いてみた。

Q:Nebulaをターゲットにしているのはどのような層?
A:Nebulaシリーズの全体的に共通する考えなんですが、今はスマートフォンでみんなが分断した時間を過ごしていて、Nebulaは逆に幸せをシェアするための製品群だと捉えていただければ良いかなと思っていまして、そういった考えに基づいてます。

Q:日本だとコンパクトな製品は売りになると思いますが、その辺はリサーチされたのでしょうか。
A:もちろん日本でコンパクトな製品が好まれるの知ってました。Nebulaシリーズはゼロから全てデザインしまして、バッテリーとか光学ユニットとかスピーカーとかデザインし一つの小さな筐体に収めかつ高機能を実現しました。

Q:日本の家庭というのは狭くなりがちで、『Nebula Capsule』のように最大100インチ映し出すのに大きな壁が必要になる。でも日本の家庭事情だと大きな壁が空いていることが少ないがそのような家庭事情も把握していた?
A:日本の住宅環境については知っていましたの『Anker Nebula Cosmos』ではデジタルズームで短い距離でも投影を可能としました。

Q:今の人は一人1台スマホやタブレットを持っていて、小さい画面でNetflixやhulu、AmazonPrimeVideoやFANZAで映画やドラマを観る人が多いようですが、その層とはきっぱり区別したのか。取り込もうとしたのか。
A:最初に申しましたように幸せをシェアするという考え方が開発の根底にあります。当然みんながスマートフォンを持って分断した時間を過ごし同じ部屋で親と子が違う物を見ているのも知っています。だからこそNebulaのスマートプロジェクターを投入し簡単に家でハイクオリティな映像を見られるようにしました。

Q:理想的な使用方法や、今後こんな使い方をしてほしいなどありますでしょうか。
A:いくつか想定しているものがありまして、親御さんがお子さんを寝かしつけるとき見せて安心して寝れる。また友達や家族と屋外、例えば庭とかに幕を張っていただきそこでラグビーやサッカーの応援をする時など想定しています。

Q:CosmosはいままでのCapsuleと異なりかなり本格的なホームプロジェクターとなるようですが、こちらのターゲットは?
A:例えばMarsやCapsuleシリーズで想定していなかったような、エンターテインメントルームを持っていて、プロジェクターを備え付け出来る方です。100インチの有機ELだと何十万円もしますが、Cosmosだとより手頃な価格で高画質を体験できます。

Q:実際に試作機を見ましたが驚く程綺麗でした。特に『Nebula Cosmos Max』はあの性能で1699ドル(※1)は安くないですか?(※展示試作機は900ルーメンで実際は1500ルーメン)
A:魅力的な価格をなぜ実現できたかというと、スマートフォンの発想を参考にしていて、スマートフォンが1000ドル、1200ドルの中で高機能を実現しようと厳しい。またいろんなパーツをグローバル全体でまとめて仕入れてることで実現しました。

Q:スターウォーズとのコラボしたR2-D2モデルに取材陣がざわめきみんな驚いたようですが、狙い通りでしたか? また今後もあのようなコラボは?
A:今後もああいった世界的なコンテンツホルダーとコラボをしていきたい。特に本日お越しになっていなる皆様のような世代の方はスターウォーズと共に成長してきました。デザインなど含めて今後していきたいと思います。

Q:Ankerはモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、ロボット掃除機など様々なジャンルに挑戦してますが、今後参入する予定のカテゴリはありますか?
A:まだ日本に来ていないカテゴリがありまして、すでに海外では展開しているロボット掃除機のEufyブランドがセキュリティロックやカメラなどを日本に導入したいです。犯罪を防止するだけのセキュリティだけでなくベビーモニターなども好評なので日本でも販売していきたい。

このようにNebulaの層や日本のマーケットもしっかりとリサーチして開発されてきたNebulaシリーズ。更にホームプロジェクターである『Anker Nebula Cosmos』も投入となる。『Anker Nebula Cosmos』は2020年春発売予定だが、価格は未定。米国のクラウドファンディングでは既に1億円を達成している。


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