2Kは、傘下ブランドであるテイクツー・インタラクティブの販売レーベルである同社に属する全額出資のゲーム開発スタジオ、 Cloud Chamberの創設を発表した。
2K本社があるサンフランシスコ・ベイエリアのノヴァトとカナダのモントリオール州ケベックの2ヵ所にチームを設けることになっている(後者は2Kにとって初のカナダ・オフィス)。
さらに2Kは、 全世界で大ヒットした『バイオショック』シリーズの最新作を、 Cloud Chamberがこれから数年かけて開発することも併せて発表。
2Kのデイヴィッド・イシュマラー社長は「製品のラインナップを拡大させる中で、弊社は有益なIPと優秀な人材、そしてそれらが持つ集合的、長期的な潜在力へさらなる投資を行う機会を求め続けています。 『バイオショック』は一世代前のゲーム機において最も愛され、激賞され、最高の評価を得たシリーズのひとつです。その力強いストーリーと人々を魅了したFPSゲームプレイが、新スタジオCloud Chamberの先導によってどのような方向に突き進んでいくのか、今後の展開が楽しみでなりません」と語っている。
『バイオショック』とは2007年に発売されたイラショナル・ゲームズ(後の2Kボストン/2Kオーストラリア)が開発したレトロフューチャーな世界観のFPSアドベンチャー。開発初期はイラショナル・ゲームズが開発を行っていたが開発中に2K傘下となり、名前も2Kボストン/2Kオーストラリア開発に変更されている。
銃だけでなくプラスミドという特殊能力を使うことができたり自動販売機で弾薬や回復アイテムの購入、更には自動販売機そのものをハッキングするなどといった独特なシステムが特徴的。