UBIの最新作『アサシンクリード ヴァルハラ』にてかねてから規制されると発表されていた内容に追加で流血表現まで規制されていたことが発覚した。
これは日本国内で発売されるコンシューマ、PC版全てに当てはまる。
当初発表されていたのはヌード表現、欠損などだけだったが、発売したプレイヤーらが流血表現もないと指摘。オプションでは流血の「オン」「オフ」の項目があるもののオンにしても通常時は無い(一部場面のみ流血はある)。
そんなUBI softが18日に公式にコメントを掲載。その内容によると「『アサシン クリード ヴァルハラ』は、ゲームのレーティングを取得する際、オリジナルのゲームに対して、当初予定していた修正内容では日本で発売することができない可能性が高いことが分かりました。そこで、関係機関との協議の上、日本で発売可能となる表現修正を再度検討した結果、流血表現の削除も修正項目に含まれることとなりました」としており、とある関係機関との協議でこのような修正をせざるを得なくなったという。
これにより飛び火が行ったのは審査機関であるCEROだ。ネット上では「CEROのせいで表現規制かよ」、「アジア全域に迷惑かけるな」、「PC版巻き込むなよ」という投稿が相次いだ。
・CEROが反論
しかし19日になりCEROの公式サイトに「ユービーアイソフト社11月18日付け発表文について」というコメントが公開された。
それによると「11月18日、ユービーアイソフト社がUBIBLOGにおいて“『アサシン クリード ヴァルハラ』のゲーム内表現に関して”という文書を発表されております。本機構では、この件について同社から一切ご連絡も協議のお申し出もいただいておらず無関係ですので、その旨お知らせいたします」と無関係だという。
ではUBI softはどこの関係機関との協議したのだろうか?
・UBIが追記「弊社内の問題であることが判明」
19日の17時50分頃になるとUBI softが自社サイトに追記を行い、「先日公開した流血表現の修正に関しまして調査を進めた結果、弊社内の問題であることが判明いたしました。関係各所及びユーザーの皆様には、心よりお詫びを申し上げます」とした。
結局日本やアジアでの表現規制は何のために行われたのか不明。PCユーザーは一刻も早く解除パッチを配布しろといわんばかりである。
私もこのゲームを遊んでいるが流血や表現云々よりも、バグが多い方が気になってしまうが……。