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2024/04/22 12:00:55
窃盗した女性を逮捕せず、それどころかギフトカードを渡すとはいったいどういうことなのだろうか?
昨年12月月20日にマサチューセッツ州サマセットにてマット・リマ警察官が地元のスーパーで窃盗の通報を受け、現場に駆けつけた。スーパーの保安要員は「2人の女性がセルフレジで一部の食品をスキャンせず、カバンに入れた」と話した。
女性たちは、スーパーを出るやいなや、現場に到着した警察官の制止で立ち止まった。
当時、彼女たちは2人の幼い女の子と一緒だった。これに対しリマ警察官は「私にも同じ年齢の2人の娘がいて気になった」と話した。
リマ警官は子供たちに何が起こったのか分からないように、2人の女性をわきの方へ呼び出し隠れてやり取りするよう配慮した。当時、スーパーの外に出てきた店員も、警察官の配慮に気づき、子供らに何が起きたのか分からないよう気をつけたという。警察官が話を聞いたところ、食品を盗んだ女性は2人の子どもの母親で、仕事がなく生活が困窮していたという。また、女性が盗んだ食品は、子どもたちのためのクリスマス夕食の食材だったことが確認された。
リマ警察官は「盗みをした女性の家族が経済的な困難を経験しているのは明らかだった」としながらも「私が彼女たちのために代わりにお金を出すとは想像もできなかった」と打ち明けた。そう、リマ警察は彼女らが盗んだ分の商品代を代わりに支払ったのだ。
その後、リマ警察官は2人の女性に対し「これからは、辛くても絶対、窃盗などの犯罪行為を犯すな」と警告しただけで、逮捕はしなかった。
リマ警察官は「2人の女性は私にとても感謝しながらも、かなり驚いたように見えた。 多くの人は、こうした状況なら逮捕され裁判を受けることになると考えているからだ」と語った。
同日、警察官は2人の女性と一緒に他のマートへ行って、250ドル(約2万5000円)分のギフトカードを購買して彼女らにプレゼントし、食品などを購買できるようにしたという。
アメリカなら心温まる話で終わったが、これが別の国なら「窃盗犯罪だろとっ捕まえろ」、「ムショに行けよ」、「犯罪者を甘やかすな」という声が聞こえてきそうだ。
記事中でも説明しているが、リマ警察官が今回の被害額を立て替え、更に今後窃盗をしないようにと警告しているため二度目は無いということだろう。
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心温まる話ではありませんでした
何の権限もない警察官が一時の感情で犯罪を見逃しただけです
若い女の子だから見逃した、貧困家庭だから見逃した、可愛いから見逃した、好みの娘だから見逃した、親戚の人間だから見逃した、警察関係者だから見逃した、、、
個人の感情や個人の裁量で犯罪が帳消しになるなら裁判官も検察官も要らなくなります
法治国家を名乗らないで欲しいです