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2023/10/12 10:59:48
株式会社 TOSEI(代表取締役社長:谷嶋 和夫 以下「TOSEI」)は、30〜40代の主婦を対象に、年末の大掃除や布団の洗濯乾燥に関する調査を行いました。その結果、布団についたダニに対処できない「天日干し」「掃除機」を正しいケア方法として認識している方が多くいることが分かりました。
今年は相対湿度が平年に比べて高く、ダニが好みやすい気候が続きました。健康を守るお掃除士(医療環境管理士)松本忠男さんに監修いただき、年末年始のお掃除ポイントについて、布団のダニの適切な対処法や、寝室環境の整え方について教えていただきました。
<調査監修>
健康を守るお掃除士(医療環境管理士) 松本忠男
35年間、病院の環境衛生に携わる。1997年に医療関連サービスのトータルマネジメントを事業会社を設立。これまで現場で育ててきた清掃スタッフの総数は700人を超える。現場で体得したコツやノウハウを、多くの医療施設、清掃会社、一般家庭などに発信する。
著書は、扶桑社「健康になりたければ家の掃除を変えなさい」、幻冬舎「病気にならない掃除術」、辰巳出版「清掃はいのちを守る仕事です」他17冊。
【ダニと布団の洗濯乾燥に関する調査】トピックス
▽2022年末大掃除事情
■2022年末大掃除の掃除場所TOP3
■約70%の方が、ダニを駆除できない「天日干し」を正しい布団ケアとして認識
⇒布団にいるダニの対処方法について、高温乾燥で生きているダニの死滅と
その死骸や糞を洗濯乾燥で洗い流すことが、アレルゲンの除去として適切なケア
▽日々の掛け布団・敷布団の清潔度について
■2人に1人が掛け布団・敷布団の洗濯乾燥をしていない結果に
■自身の布団の清潔度が高いと答えた方のうち7割が、布団の洗濯乾燥をしたことがない
⇒ダニや死骸・糞を取り除く方法である洗濯乾燥は年に3回行うことを推奨
▽ダニ・カビが増えやすい寝室環境チェック
■ダニやカビが発生しやすい原因について全問正解した方は7%
■約60%の方が寝具をダニやカビが発生しやすい「壁際」や「窓際」に設置。
⇒ダニ・カビの発生原因を学び、発生しにくい寝室環境に整えることが大事
【ダニと布団の洗濯乾燥に関する調査概要】
調査方法:インターネット
調査時期:2022年10月実施
調査対象:30〜40代女性、主婦 300人
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【株式会社TOSEI 調べ】とご明記ください。
▽2022年末大掃除事情
年末の大掃除をする予定の場所や、敷き布団・掛け布団の洗濯意向について調査しました。調査の結果、布団洗濯の必要性について理解が低いことが明らかになりました。
目次
年末大掃除の掃除場所について、1位「水回り掃除」(67.3%)、2位「窓拭き」(64.3%)、3位「換気扇掃除」(61.3%)と6割を超える回答となりました。
「寝具洗い」(37.7%)は、6位と優先順位は低い結果に。
2022年は湿度が高い日が続いたのでダニ・カビが増えやすい場所の掃除を意識しましょう。見落としがちな食器棚や引き出しの隅。忘れられやすいのが寝具です。毎日寝ている布団はダニの温床となりやすく、ダニはアレルギー症状の一因となります。
布団のダニ対策として、ご自宅でできるシーツの洗濯や粘着ローラーは布団表面のダニ対策になります。布団內部のダニには、洗濯乾燥や高温乾燥を行うことが必要です。生きているダニより、ダニの死骸や糞は細かい粒子になり体内に吸い込まれやすくなります。布団內部からダニの死骸や糞を取り除くためには洗濯乾燥で洗い流しましょう。天日干しや掃除機はやり方によってはダニに対して逆効果になることがあります。
正しい掛け布団・敷布団ケア法の認識について調査したところ、掛け布団・敷き布団共に、 「シーツの洗濯」、 「天日干し」、「洗濯乾燥」が上位3位になりました。
約70%の方が「天日干し」を正しい布団ケアとして認識しており、布団にいるダニや死骸・糞を洗い流すことができる洗濯乾燥については、半数以下の認知であることが分かりました。また掛け布団に比べて、敷布団の洗濯乾燥の認識が低いことが分かりました。
▽日々の掛け布団・敷布団の清潔度について
主婦の方が日頃の布団ケアをどのようにしているか調査をしました。ダニ対策に有効な洗濯乾燥ができている方は少ないことが明らかになりました。
布団の洗濯乾燥の頻度について、 「洗濯乾燥をしない」方の割合が、掛け布団は48.3%、敷布団は62%となりました。共に「洗濯乾燥をしない」方が約半数を占めましたが、敷布団の方が60%超えとなり、敷き布団の洗濯乾燥の必要性の認識が低いことが伺える結果となりました。
<松本さんコメント>
天日干しで布団のダニ対策ができていると思っている方は一般的に多いですが、根本的な対策としては「干す」のではなく「洗う」ことが不可欠です。理想の洗濯乾燥の頻度は年3回の「梅雨前の4~5月」「湿度の高い時期の後半にあたる9月」「加湿器を使う機会が多い1~2月」が理想です。夏・冬は春・秋に比べると、気温や湿度の変化が大きいため、この時期の布団のメンテナンスが大切です。また空気が乾燥すると、布団からのダニの死骸や糞の飛散量が増えやすくなります。
「自身の布団の清潔度が高い」と答えた方*に「コインランドリーで布団を洗濯乾燥したことがあるか」調査したところ、「したことはない」と答えた方は70.6%、 「したことがある」と答えた方は29.4%という結果になりました。
*「あなたが思う布団の清潔度に点数をつけるとしたら何点ですか」の質問に90点以上をつけた方を対象とする。
<松本さんコメント>
前述したように、布団を清潔に保つためには、布団の表面と內部の両方のケアが必要です。清潔度が高いと思っている方でも、誤ったケアを続けているとダニには対処出来ていない場合があります。
シーツの洗濯のみ、天日干し、掃除機などではなく、高温でダニを殺すこと、洗濯乾燥が大事になります。
▽ダニ・カビが増えやすい寝室環境チェック
布団に発生したダニへの対処だけではなく、そもそも発生しにくい寝室環境にすることも大切です。適切な寝室環境について調査しました。
・ダニやカビが発生しやすい原因について全問正解した方は7%
・約60%の方が寝具をダニやカビが発生しやすい「壁際」や「窓際」に設置。
ダニ・カビが増えやすい寝室環境について選択肢を設け、正解率について調べた結果、全問正解した方は7%となり、正しい知識を持っている方は少ないことが明らかに。
また寝具(布団やベッド)を寝室のどこに配置しているかを調査したところ、、「壁際」「窓際」「部屋の中央」と回答した方が61.3%でした。カビやダニが発生しにくい「部屋の中央」に置いている方は38.3%となりました。
<松本さんコメント>
ダニやカビへの対策を行う上で、発生する原因を知り、発生しにくい環境づくりも体制です。ダニは高温多湿を好み、ほこり、フケ、皮脂などの汚れもダニの栄養となってしまいます。寝具の設置場所について、窓や壁際は、湿度高くなりやすいため、部屋の中央に置くことがベストですが、窓や壁際に置く際は、10cmは離すように意識しましょう。
*リフレッシュスチーマー FRDG-150C検証結果に基づく
洗濯・乾燥
洗濯乾燥機 SF-5シリーズ
通常ドラムの回転方向を変えることによって汚れを落とすのに対し、 「敷ふとん洗濯コース」では、同一方向に回転し続ける「ふとん遠心プログラム」を搭載。ふとんの型崩れを防ぎます。
リフレッシュスチーム
リフレッシュスチーマー FRDG-150C
ふとん全体に面した計18,000個の通気穴を通じて熱風を送り込むことで、ふとんのすみずみまで乾かす乾燥コースに加えて、独自開発した仕上げ方法「リフレッシュコース」を搭載。高温スチーム・除菌・消臭までをわずか15分で仕上げます。
FRDG展開店舗:https://www.tosei-corporation.co.jp/coin/shop-fdg.html
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