それをみたネットユーザーから批判が寄せられ、更に警察にも通報が行ったという。

問題の映像はピンクのシャツを着た子供が車の中でぼんやりしている映像。映像では男性が「気分良いか」と声をかけており、子供の右手には麻薬吸引用パイプが確認出来る。

この映像は離婚した元夫に恨みを抱いた母親が内縁の男と共に撮影されたものだと確認された。つまり映像で「気分良いか」と声を掛けていたのも前の夫ではなく、現在の内縁関係者だったのだ。

マレーシアのケダー州警察当局は「14日午後に、子供の母親だと名乗る27歳の女性が警察署に出頭し調査を受けた」と明らかにした。その調査によると女性は「昨年離婚した元夫を傷つけようと動画を撮った。実際に薬は吸引させてない」と弁明している。

現地の総合病院で子供を尿検査したところ、薬物反応は出なかった。ただ薬物反応が出なかったのは動画撮影した日から数日が経過しているか、吸引が少量だった可能性もある。

ケダー州警察は女性が妊娠8か月だという理由で女性をとりあえず釈放したが、3歳の息子は母親に返さず福祉施設に預けることにした。

現地警察当局者は「動画を見た夫側の母親（つまりお婆ちゃん）が孫の安全を考えて前嫁から親権を譲り受けたい」と伝えた。

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