朴槿恵と共謀して賄賂を受け取ったチェ・スンシルに懲役25年の罰金126億円　判決は来年1月26日

【簡単に説明すると】
・朴槿恵と共謀して賄賂を受け取ったチェ・スンシルの公判
・検察は懲役25年、罰金126円を求刑
・判決は2018年1月26日に出る

韓国の朴槿恵前大統領の知人で、財閥から賄賂を受け取り私的に利用していた罪に問われているチェ・スンシル（崔順実/61）被告の公判が14日ソウル中央地裁で開かれた。

検察はチェ・スンシルに懲役25年と罰金1185億ウォン、追徴金77億9000万ウォン（あわせて約126億円）を求刑し、収賄罪について朴槿恵被告と共謀関係にあったとしている。チェ・スンシルは「ミル財団」と「Kスポーツ財団」に対して50以上の大手企業から774億ウォンを払う様に指示した疑い。

検察と特検は同時期に起訴されたアン・ジョンボム（安鍾範）前青瓦台首席には懲役6年と罰金1億ウォン（約1000万円）、賄賂として受け取ったバッグ2点と追徴金4000万ウォン（約400万円）を求刑した。

またチェ・スンシルを巡っては、娘のチョン・ユラを名門大学である梨花女子大学が入学や入学後の出席単位について特別扱いをしていたことが韓国教育省の調査で判明。同大学はチョン・ユラの入学を取り消している。

判決は2018年１月26日にでる。