【簡単に説明すると】
・飼い犬に舐められた男性
・ウィルスに感染し手足を切断することに
・募金サイトを開設したところ200万円以上集まる
アメリカのウィスコンシン州出身の男性が飼い犬に舐められ、ウィルスに感染し手足を切断する羽目となった。
先月、グレッグ・マンテュフェル(48/Greg Manteufel)さんは突如として熱、嘔吐、下痢などの症状を訴え当初はインフルエンザかと思われた。しかししばらくすると腕や足にあざまで現れ、男性は急いで病院に向かった。
血液検査の結果、男性は「カプノサイトファーガ・カニモルサス(capnocytophaga canimorsus)」という非常に珍しいウィルスに感染していることが分かった。
男性の鼻や両手、膝の下までが黒くなっており、細胞組織と筋肉の損傷があまりにも広範囲で最終的に入院後1週間で四肢を切断しなければならなかった。
医師は「ウィルスは犬から感染した。生涯犬と一緒に生活してきた彼に突如起きた状況に理解ができなかったようだ」と語った。
この病原菌は健康や犬や猫の唾液からも発見されるという。今回かかった症状は免疫システムが反応し、血液が止まり壊死してしまったと説明。ただ、犬を飼っている人の99%以上の人はこれらの問題に遭遇しないと伝えた。
グレッグ・マンテュフェルさんは募金サイトを開設し目標金額の2万5000ドル(約280万円)の内、1万8100ドル(約202万円)を集めた。