シンガポール発祥のティラミス「ティラミスヒーロー」が売上を意図的に少なく計上し約8800万円を脱税した疑いで千葉地検に告発された。
元役員の細谷繁雄は税理士に売上の一部を未申告で、また事務所の職員に指示して売上を減額させたりするなどして2018年までの3年分の個人所得計2億3200万円を隠した疑い。
「ティラミスヒーロー」と言えば、2019年1月頃に、日本の企業がロゴや商標などを盗用した「アントニオヒーロー」「ティラミススター」として販売してきた。
その商標を抑えたのは株式会社gramという企業で、パンケーキなどで有名な会社だ。
商標は既に登録されており、特許庁も先願主義だとして認めてはいるが取り消しは可能だと編集部の取材に回答した。
その後、gramが経営していた盗用側の『HERO’s』がシンガポールの運営会社にロゴを譲渡すると発表。
騒動後は本家が「ティラミスヒーロー」として使うことが可能となった。
そんな「ティラミスヒーロー」の日本法人、株式会社ティラミスヒーローに脱税の疑いが浮上したのだ。
「ティラミスヒーロー」の商標盗用騒動については関連記事を参照してほしい。
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