最新のiPhone 16 シリーズやApple Watch の充電に最適な3-in-1 モバイルバッテリーやマグネット式ワイヤレス充電器等を予約販売開始
2024/09/10 04:34:45
8.4インチディスプレイに解像度は2560×1600とモデルはCorei5モデルとCorei7モデルのバリエーションがあり全てメモリは16GB。
そんな発売前の『ONEXPLAYER』をお借りすることが出来たので触った感じを紹介したい。『ONEXPLAYER』は基本Windowsが搭載されたゲーミングPCだ。もちろんOSを入れ替えることは可能だが、全ての機能を発揮するにはWindowsがベストだろう。
コントローラーは同社のゲーミングPC『ONE-GX1』のように脱着不可能で、固定された状態。そのかわりキーボードが搭載されておらず、キーボードは別売り(9680円)で脱着方式となっている。
送られて来た本体の箱を空けると想像以上に大きな筐体が出てくる。8.4インチディスプレイにコントローラーがついてるわけだからそこそこ大きくなるのは仕方ない。とは言ってもノートパソコンなどに比べるとまだ小さい方だ。
ディスプレイは光沢となっておりタッチ操作が可能。ボタンはスティック2つに十字キー、ABXYボタン、LB、LT、RB、RTとXbox準拠だ。
インターフェイスは上部には2基のUSB 4端子x1、USB 3.0 Type-A端子x1、3.5mmのオーディオ端子とmicroSDカードスロットがある。内片方のUSB4.0端子は電源充電も兼ねている。
本体下にはキーボード接続端子があり、マグネットで脱着が可能。電源は本来裏にあり、丸い箇所を押すと電源が入る仕組み。
ゲーミングPCと銘打っており、CPUはCorei5、もしくはCorei7、GPUはIris Xe Graphicsとなる。Wi-Fi6対応でバッテリーは15300mAh。本体のみの重さは820グラム。
早速『ONEXPLAYER』してみる。本体裏のボタンをグッと押すと起動。解像度が2560×1600あるが初期設定では250%に拡大されている。つまり8.4インチディスプレイで100%の大きさに戻すとまともに文字が読めないと言うことだろう。
試しに100%にしてみると画面は広く使えるが文字がまともに読めなくなってしまった。
ただ別にモニターを用意し外部出力すればかなりの解像度は出せる。
タッチ操作とソフトウェアキーボードでしばらく操作するも物理キーボードが欲しくなったので、付属していた物理キーボードを装着する。
配列が独特なせいか慣れるのに一苦労。アンダーバーの位置や数字とファンクションキーが一緒になっていたとギュッとコンパクトになった配列キーボードだ。
小さくすると使いやすさが犠牲になるのは当然のことだが、それでも最低限の使い心地は保てている。あとは慣れだろう。
気になる性能を各種ベンチマークソフトで計測してみた。代表的なCPUベンチマークソフト『CINEBENCH R23』を使い計測したところスコアはマルチコアで3659とそこそこ良い。
2021年7月26日現在市販されているCPUの仲でも上位から12番目だ。とはいってもスレッドリッパーやXeonが上位3つに入っている。
次は3D描画能力がどの程度あるのか計測だ。とは言ってもGeForceやRadeonが搭載しているわけではないので過剰な期待はしない方が良いが。
『3DMark』が起動すると10フレーム前後で常に動作。そもそも『3DMark』がGPUにストレスをかけるために重たく作られているというのもある。
続いての「TEST1」「TEST2」でもフレームレードは10フレーム前後であった。
『3DMark』のTimeSpyScoreは1714、グラフィックのみは1533、CPUはのみは4156という結果になった。CPU性能が飛び抜けて良いようだ。
ちなみに参考までにほかのGPUのTimeSpyScoreは2世代前のGeForce1070でも5000超え、1714となるとGTX1050が同レベルだろう。RTX3080となれば10倍の17000を叩き出している。
4000以上あればフルHDのゲームが快適に遊べると言われている。
それでは実際にゲームがどれほどのパフォーマンスで動作するのか試してみたい。『バイオハザード ヴィレッジ』を起動しグラフィック設定は推奨設定、解像度は日本代理店のテックワン推奨で720pにて起動。
『ONEXPLAYER』そのものは2560×1600だが、3Dを使うゲームになると720pを推奨するとのことだ。『バイオハザード ヴィレッジ』は30fpsであるが、一応動作する。ときおりカクツく場面も見られるが問題なく動作はしている。
無茶を承知で『サイバーパンク2077』を起動してみる。かなり重たいゲームなのでそもそも起動まで持っていく方が難しい。そんな『サイバーパンク2077』だが案の定起動中にフリーズとなってしまいクラッシュしてしまった。無念。
では数あるゲームリストの中から快適に動作したゲームを挙げていきたい。
『Skylim』、『ウィッチャー3』、『Left 4 Dead』、『Half-Life』、『Portal』などが警戒に動作した。もちろん設定次第では上記ゲーム以外も問題なく動作するだろう。
だが専用GPUが搭載しているわけではないので、高フレームレート、高解像度でのプレイは難しいようだ。
なお本機種は外付け「GPUボックス」にも対応しており、GeForce RTX 3080や3090のようなパワフルなGPUを使うことも可能。接続はThunderboltとなる。
つい先日、Steamを運営しているValveがゲーム機『Steam Deck』を発表した。こちらはSteamOSをベースに作られたゲーム機。見た目はゲーム機だが、やっていることはゲーミングPCとなんら変わらず、SteamOSをWindowsに入れ替えることも可能だ。
性能はAMDのAPUが搭載されており、Zen2CPUが搭載されている。それだkでなくRDNA2対応GPUとなっている。さぞ高いのかと思いきや、399ドル~という安さだ。
ただ本体解像度が1280×800と制限されており、『ONEXPLAYER』のように広く使ったりすることが出来ない。
こちらの『ONEXPLAYER』はPCとしても使える設計になっている。そのため専用キーボードもあり、Windows10がプリインストールされている。もちろん大きなモニターへの外部出力も可能だ。
Nintendo Switchに触発されてこういうモバイルゲーミングPCが増えてきたが、結局は性能ではなくソフト次第ということだ。
こちら『ONEXPLAYER』はアルティメットエディションのみが2021年8月7日発売でほかは2021年8月23日発売となっている。各種値段は下記を参考にしてほしい。
製品名称 | CPU | メモリ | SSD | 通常価格(税込み) | 先行予約価格(税込み) |
---|---|---|---|---|---|
ONEXPLAYERスタンダードエディション国内正規版(512GB) | Core i5-1135G7 | 16GB | 512GB | 14万6300円 | 13万1670円 |
ONEXPLAYERスタンダードエディション国内正規版(1TB) | Core i5-1135G7 | 16GB | 1TB | 15万1800円 | 13万6620円 |
ONEXPLAYERプロエディション国内正規版(1TB) | Core i7-1165G7 | 16GB | 1TB | 16万6100円 | 14万9490円 |
ONEXPLAYERアルティメットエディション国内正規版(1TB) | Core i7-1185G7 | 16GB | 1TB | 19万8000円 | 17万8200円 |
ONEXPLAYERアルティメットエディション国内正規版(2TB) | Core i7-1185G7 | 16GB | 2TB | 23万9800円 | 21万5820円 |
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