7月1日の深夜、未成年者という理由で名前と顔が公開されていない16歳の少年は、91歳の老人女性が住んでいる1階建ての家に押し入った。彼はベッドで寝ているおばあちゃんを性暴行しようしたところ、被害者が悲鳴をあげ抵抗したため少年は逃走した。この過程で、彼は窓を破壊し脱出した際に血を流したが血痕を追跡した特殊犯罪捜査隊が事件発生後から2日後の3日午後、その少年を逮捕した。

去る5日アデレード青少年法廷に立った被疑者の身上は、未成年者という理由でマスコミに公開されておらず、少年の弁護士は、事件の敏感を考慮し詳細な犯罪状況を非公開にすることを要求したことが分かった。

被害にあったおばあさんは、今回の事件で、大きな衝撃を受け、現在は家族の保護のもと過ごしているが、もしかしたら同じことが再び起きるのではないかという恐怖に苦しんでいることが分かった。

この事件が発生した地域社会は、今回の事件で、大きな衝撃を受けた。近所の住民は「衝撃的であり、不快感を覚える」と怒りし、他の住民は「おばあちゃんが経験した衝撃と晩年に苦しむトラウマがとても残念だ」と話した。

一方、問題の少年は、過去にも侵入前科があることで知られており、弁護士は不拘束状態裁判を要求したが、裁判所は、事件の重大性を考慮して認めなかった。少年は拘置所に収監されているが、2週間後に再び法廷に立つ予定だ。
また裁判官はメディアの聴聞会も禁止としている。

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