最新のiPhone 16 シリーズやApple Watch の充電に最適な3-in-1 モバイルバッテリーやマグネット式ワイヤレス充電器等を予約販売開始
2024/09/10 04:34:45
性能は以下の通りだ。
VAIO F14 ※ネイビーブルーの場合
ディスプレイ:14.0型(16:9)
解像度:1920×1080
CPU:Intel Corei7 13世代 1355U
メモリ:LPDDR 32GB
ストレージ:SSD 1TB
目次
また「VAIO F16」の場合は画面が16.0型(16:10)、解像度が1920×1200となり、キーボードもテンキー付きとなる。重さは「VAIO F14」が約1.34kg、「VAIO F16」は約1.65kgとなりバッテリー駆動時間はJEITA測定法2.0で約16時間。
画面は180度まで開き打ち合わせの際に相手に見せることが可能なほか、「Fn+2」の専用ショートカットを押すことにより対面している側に見やすいように画面が回転する。部品も国産を使用しており、バッテリーはTDK株式会社、冷却ファンはNidec社の物を採用。
Windows起動時のログインはストレスがないように指紋認証、または顔認証でログイン可能だ。指紋認証は電源ボタン一体型となっている。内蔵ウェブカメラにはカメラシャッターがついており、見られたくないときは物理的にカメラをオフに可能。物理シャッターと言ってもソフトウェア側でシャッターが閉じられていることはちゃんと検知されており、カメラ作動中にシャッターを閉じるとシャッターが閉じられた旨の表示がされる。
実際にCPU性能はいかほどか? 「CHINEBENCH R23」で測定したところマルチコアのスコアが5498となっており第11世代 Corei7 11300H(ハイパフォーマンス版)の5349よりも上となる。2世代前のCPUと同程度かと思われてしまうが、こちらは型番が「1355U」となっており超低消費電力版となる。同じCPUでもデスクトップ、モバイル版と分かれており、更に末尾のアルファベットによってパフォーマンスがことなる。
なおシングルコアのスコアは1806とこっちの方がパフォーマンスを発揮していた。モバイルCPUの順位で言えばCPU名称Intel Core i9-12900HK(1938)に次いでIntel Core i7-12700Hと同列2位となる。
改めて「VAIO F14」ネイビーブルーのCPUの説明をすると、Intel Corei7 1335Uとなっており、10コア、12スレッドとなっている。
ただゲームなど処理が重たいゲームには不向きだろう。GPUが搭載されているわけでないのでハイエンドグラフィックなゲームは動作すら困難だ。
ということで実際に「ファイナルファンタジー15ベンチマーク」で検証してみた。動作すらままならないだろうと思っていたら……。意外と普通に動いて驚きだ。動作は1920×1080、標準品質設定。流石に60フレームとまでは行かないものの、15~20フレームは出ていた。どうやらCPUでゴリ推しして動作させているようだ。処理が重たいで有名な「ファイナルファンタジー15ベンチマーク」にてGPU未搭載のノートパソコンでここまで動けば上出来だ。軽い3Dゲームなら遊べるのではないだろうか。なお最終的なスコアは2141で「重い」だった。これは仕方ないだろう。
本体の気になる装備は、左にACアダプタ差込口、USB-A、3.5ミリジャック、microSDカードスロット、右には、USB-C、USB-Ax2、有線LAN、HDMIとかなり豊富だ。またACアダプタが付属するものの、パワーデリバリー対応でUSB-Cにより充電も可能。ACアダプターを持ち運ぶのが面倒な方や、コンセントの無い場所で充電したい方には有り難い。
キーボードは少し凹んだような形をしており、指紋が付きにくい耐指紋、防汚処理とUV硬化塗装でキーボードのボタンひとつひとつをコーティングされており、激しい入力により文字が消えるということもないようにキーボードの文字はレーザー刻印されている。
VAIO独自の「バッテリー節約設定」機能が搭載。これはオリジナルアプリケーションから設定可能で、「バッテリー節約設定」をオンにするとCPUパフォーマンスを独自の方式で制御するほか、ファンの動作モードを静かにするなど優先、またディスプレイの輝度を制限したり、Windowsそのもののバッテリー節約機能を常時ONにしてくれる。
また同オリジナルアプリケーションには「いたわり充電」があり、常に100%に保つのではなく、電源接続して使用する場合、80%や50%に充電容量を制限するというものだ。「いたわり充電」のオン・オフと更にオンにした際は80%と50%どちらか選べるようになっている。またバッテリー充電能力の現状も表示され「良好」「正常」「注意」「警告」の4段階で表示される。注意になったらバッテリーに何かしらの問題があるか劣化しているということだろう。
「VAIO F」はビジネス用途からちょっとした動画鑑賞など様々な用途にうってつけだ。特にCPU性能のバランスが良く、バッテリーも長時間持つ。Intel Core i7 13世代の超低消費電力版を選択したのは正解ではないだろうか。
良いところだけでなく改善希望箇所もあった。それは画面の解像度だ。昨今ノートパソコンはフルHDではなく2.5Kや3Kなど増えてきている。今となってはフルHD(1920×1080)は窮屈に感じてしまうだろう。またストレージスロットとしてmicroSDスロットがあるがこちらは通常のSDスロットの方が有り難かった。SDカードスロットならアタッチメントを使いmicroSDカードも通常のSDカードも差し込めるが、microSDカードスロットにはどう頑張っても通常のSDカードは差し込めない。
こちら「VAIO F14」「VAIO F16」共に2023年6月に受注生産開始で最速のお届けが2023年6月となっている。
今まではハイエンドな「VAIO SX」シリーズ、バランスのとれた「VAIO S」シリーズ、それらに加わるように「VAIO F」シリーズがラインナップとて追加された。かといって性能は決して低いわけで無く、CPUはIntel Corei7 13世代 1355Uと超低消費電力版ながらも10コアあるのでバッテリーも長時間でバランスの良い仕事をしてくれるはずだ。
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