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共働き子育て世帯必見:家庭内の連携を強化するフローチャートの活用とは?


昨今、共働き子育て世帯は増え、ジェンダーロールのイメージを超えて、あらゆることを協力し合う生活スタイルが必要となっています。快適な暮らしのために、日々試行錯誤しながら家事、育児、仕事に取り組む家庭が多いと思いますが、認識のズレから想いまでもがすれ違ってしまうこともあるでしょう。このように、連携プレイがとても重要になる場面で、すれ違いを減らし、より効率的でスムーズな連携を考えていくために役立つのが「フローチャート」です。

フローチャートで何ができるの?

フローチャートとは、従来、システムや業務フローを専用の記号やダイアグラムを使って見える化したものです。一見難しく聞こえますが、シンプルに業務の流れを図式化したものとしてイメージしてください。このフローチャートを家庭内業務を見える化することに活用するというのが、今回のアイデアです。

家事をフローチャートで書いてみよう

家事は、いわば家庭という会社で行われている一つの業務です。家事分担の一例として「夕飯作り」を取り上げてみましょう。夕飯作りと一言で言っても様々なタスクが含まれています。献立を考える、材料を買う、下ごしらえをする、家族が食卓に集まる時間を計算する、料理を作る、後片付けをする、余ったものは保存するなどです。そのため、夕飯作りという業務の分担を考える場合、これらの一連の業務フローの中で、どこを分担できるかを話し合い決めることが、理想的な連携だと言えます。

フローチャートは何で作るのが理想的?

フローチャートは、Miroのようなオンラインホワイトボードツールが無料で提供している無料のフローチャート作成ツールを使うことをおすすめします。アナログで書くこともできますが、オンラインで作ることによって何度でも修正をすることができたり、家族間でシェアしたり、外出先でも簡単に確認することができたりと、とても便利です。また、Miroのテンプレートでは、初めてのフローチャート作成でも簡単にできるよう、記号や図形が用意されており、当てはめていくだけで誰でも作ることができます。

家庭内の連携を強化しよう

仕事の業務フロー改善の考え方を、家庭にも取り入れてみるというのは、違和感のあることではありません。まだあまり言語化されたり、見える化されていないからこそ、改善できるポイントがたくさん眠っているはずです。家族という一つのチームが、良い連携で運営できるよう、フローチャートを活用して一度考えてみるのはいかがでしょうか?