【簡単に説明すると】
・南青山に児童相談所建設で住民が反対
・14日に説明会が行われる
・反対派は不動産屋?
港区の南青山に児童相談所が建設されるとして周辺住民が猛反対しているという。この児童相談所は港区が国有地を購入し約100億円かけて建設される計画。
この周辺は表参道、ドルチェ&ガッバーナ、グッチ、プラダ、アップルストアなどがある一等地。その近くの1000坪の土地に100億円かけて「港区子ども家庭総合支援センター」を建設計画。
土地はフェンスで覆われており、「この土地は、港区が所有・管理しています」と貼られている。
14日、港区で行われた住民説明会には多くの住民が参加し、反対する声や怒りの声が飛び交った。
・説明会では冒頭からトラブル
説明会では冒頭から「資料が無い」「マイクが聞こえない」「スクリーン使わないのか」と説明会を始める前から住民からの指摘が相次いだ。
今回住民が一番怒っているのは触法少年と呼ばれる、法を犯した青少年を施設に入れるということだ。ただの児童相談所かと思ったら説明会で触法少年のことを初めて知ったという人も多かったようだ。
・「なぜ青山なのか田町とか広いところいっぱいあるだろ!」
「なぜ青山じゃないといけないのか?」という質問に対して区の職員は「全ての機能を入れるような土地はありませんでした」と説明すると、住民は「青山じゃなくていいじゃないですか」そして別の住民も「田町とか広いところいっぱいあるじゃない」と反論。
・ネギ1つ買うのも紀伊國屋 ランチ1600円
住民は青山周年の物価が高いことを説明し「ネギ1つ買うのも紀ノ国屋に行く」「ランチ単価1600円」と物価が高いことを指摘。利便性から選ばれたこの候補地は一般人ではランチすら食べること出来ないという。そもそも本当にランチに1600円も掛かるのか? 当然のように近くにコンビニやファーストフード店があり、安いお店もある。カフェが高いのは有名だが、安いお店も探せば幾らでもあるのだ。普段から1600円のランチしか食べてないのでこのような指摘が出てしまったのではないだろうか。
・反対派住民は不動産屋?
反対派はこの周辺で有名な不動産屋、株式会社グリーンシードだとことが判明した。その不動産屋が児童相談所建設反対を呼びかけておりまた「青山の未来を考える会」を作り今回の説明会にも出席。株式会社グリーンシードは港区と渋谷区の不動産を取り扱っている。
要するに自身の取り扱うエリアの地価が下がっては困るとのことで、今回の児童相談所建設に猛反対。
グリーンシード建設予定地付近の電柱に広告も出しており、ネット上では「当てつけで広告を出している」と言われている。しかし編集部で調査したところ、前の建物が取り壊される前の2014年からグリーンシードは電柱に広告を出しており当てつけというわけでは無いようだ。
この説明会を見たネットユーザーは「一等地でも民度低すぎ」「国の承認を得て建てるんだし問題ない」「田町差別かよ」「必要なものなんだから仕方ないだろ」という声が挙がっていた。
また映像を見ると説明会に大勢の住民が参加しているように思えるが、実際に参加していた住民は10人程だった。