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ボツワナ政府がゾウ狩りを解禁し缶詰を作る計画 「ゾウ保護団体の調査は適当だ」と計画を進める



【簡単に説明すると】
・ボツワナ共和国でゾウ狩りを解禁?
・ゾウの個体数を調節するための政策
・狩ったゾウは缶詰に



2月21日、南アフリカにあるボツワナ共和国の政府がゾウ狩り禁止を解禁する内容する報告書を大統領に提出した。

報告書にはゾウの個体数を適切な数だけ維持するために、淘汰(とうた)、いわゆる間引きのようなことをして数を調節するのだという。狩られたゾウは缶詰にして販売するという案が書かれていた。

ゾウの肉の缶詰はペットの餌として使用されるという。

ボツワナ共和国でゾウの肉を缶詰にするという案が出てきたのは、一部の国会議員が生態系の規模に比べてゾウの個体数があまりにも多い上に、農業の邪魔になると主張しているためだ。

問題はゾウ狩りを可能にする案が通過する前に、既にボツワナ共和国のあちこちで密猟が行われているという事実だ。

ゾウの保護団体である「国境なきゾウたち(Elephants Without Borders)」よると、昨年9月の時点でゾウの死体が90も確認されており、ゾウの密猟レベルが異常なほど増えているという。

しかしボツワナ共和国政府は密猟があるのは事実だが、深刻な状況ではなく「国境なきゾウたち」の調査方法に問題があると反論している。

ボツワナ共和国には13万頭のゾウが生息しており、アフリカ全域に生息するゾウの3分の1に相当する。


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